注)このサイトでorganicの翻訳として「有機栽培」という言葉を用いていますが、日本の「有機栽培」の定義は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」により定められています。アメリカの
organicの定義はfederal government により National Organic Programで定められており、強い農薬を使わない栽培の方法というコンセプトは同じですが、詳細に関して違う部分もあります。サイトでは便宜上、organicの翻訳を「有機栽培」としていますので、その点ご留意ください
日本の有機栽培の詳細については農林水産省のページを参照下さい。
このページではアメリカ合衆国の定める "Organic" に関して記述していますが、日本の有機栽培に関しても共通する点や参考になる点が多いかと思います。
 アメリカで"organic"と名のついた食物はすべて連邦政府の
"National Organic Program" で詳細が定められています。1990年、"The Federal
Organic Foods Production"法が通り、正式にアメリカでのOrganicについての定義が定められました。この法律は2002年まで完全には施行されませんでしたが、アメリカの多くの州でOrganicの定義やその認定方法はこの法律により一貫しています。
 アメリカでは作物を
Organicとして栽培するにはその土地で最低三年以上、Organic作物用に禁止されている農薬や肥料を使用しない事が必要です。化学合成された殺虫剤や肥料はほとんどが禁止されています。 魚、植物、ミネラル、自然油や微生物などで作られた肥料、堆肥、殺虫剤などは一般的に使用が許されています。Organic作物では遺伝子組み換えの行われた種はいかなるものも禁止されています。
 Organic農業は、「するべきこと」「してはいけないこと」を守るだけではありません。土壌の肥沃さ生産性を高める事に気を配らなくてはなりません。作物のローテーション、緑肥、害虫と益虫のバランスなどに注意を払う必要があります。 Organic農業は土壌、昆虫の生態、作物の状態、収穫のパターンなどを研究し、精力旺盛にいろんなアプローチをとる必要があります。時々言われるような「昔のやり方に戻った時代遅れの農業」ではありません。過去の農業に学ぶ事はたくさんありますが、それと同時に微生物学、昆虫学、植物学などの最新のリサーチに耳を傾ける事が大切です。
 Organic農業のゴールのひとつは健康な土壌や、澄んだ空気と水の維持、近辺の小中動物や畑に出て働く人達の健康への貢献です。
私たちはまたOrganicではない従来の農業にも良い意味で影響を与えたいとおもっています。Organicでない従来の農業経営者達がOrganic農業に切り替える事が出来ないとしても、彼らの協力により新しい作物管理方法が良いものと証明され成功へと歩みを進めることが出来ると信じるからです。
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