サリナスの南に位置する
The Farmの横のハイウェイを通る時、人々は巨大な農夫達の絵画に気づく事でしょう。これらは、アーティスト、ジョン・サーニーと、彼を手伝うドン・サン・キムのアートです。
これらの像はサリナスバレーの田園で働く人々すべてへの賛辞の印です。この人達無しではサリナスバレーは今のように豊富な作物に恵まれる事は無かったことでしょう。
 プロデューススタンドの前にあるこれら4つの像は、アイスバーグレタスの収穫をしている農夫達を描いています。立っている男性は管理者で、クオリティのチェックや仕事の指示を出しています。彼は秤を持ち時々レタスを詰めた箱の重さを量っては、規定の重さになっているか確認します。ナイフをもった二人の男性はトリマーと呼ばれ、適切にレタスを選びカットしています。Bunnyと書かれた箱を持ちかがんでいる男性はパッカーと呼ばれ、トリマーがカットしたレタスを箱に詰めています。三個ずつ、計24個を一つの箱に詰めます。通常二人のトリマーと、一人のパッカーが一つのチームになり、収穫作業を行います。
 スタンドから離れた位置には二人の男性の像が立っています。
 しゃがんで土を持っている男性は農場経営者です。植え付けから水まき、肥料、害虫駆除などすべての農作業を見渡す事が彼の仕事です。彼はすべての仕事を管理する必要があり、そのため、すべての従業員や外注の会社、役所の検査官、卸し先や買い付け先と話し合いを持ちます。農業に関わる複雑で忙しい仕事の数々が滞り無く行われるよう、他の誰よりもこれらすべての事を把握している必要があります。
 農場経営者のとなりにはイルリガートルと呼ばれる畑の水を管理する男性が立っています。彼は器用でしゃべるを持ち、トラクターやポンプ、井戸、器具などに詳しく、畑の水のシステムを理解し、さらに今では日々進化する灌漑用の新しいテクノロジーを使い仕事を行います。
 The
Farmの入り口では、レタスを持った男性が立っています。彼は熟練の収穫の監督者で、西部地方で毎年収穫の時期にそれぞれの土地に戻ってきます。彼は農場経営者、セールスマン、労働者達の意見を調整し、収穫の時期や、作物がどれだけの量、どれだけの質で収穫されるかを見極め、常にこれらの情報を提供します。彼は他の農場労働者と同様に、畑のレタスの収穫に合わせてサリナスから南カリフォルニア、そしてアリゾナへと毎年移動して行きます。
 最後に紹介するのはサリナス川とそこにかかる橋に近い場所に立つ像で、これらはスィンナー(thinners)と呼ばれる人達です。彼女達は芽の出た作物を適切に間引き、作物が充分な大きさに育つのに必要なスペースを確保しています。これは種から育てるレタスの栽培に欠かせない作業です。
これらすべての像は、サリナスバレーの農業にかかわる実在の人々です。それぞれの仕事は、経験とスキルを必要とし、農作業が滞り無く行われる為に欠かせません。これらの像を通し、農作業に関わる彼らに敬意を表します。
彼らを描いたアーティスト、ジョン・サーニーは、サリナスのこうした農産業の中で育ちました。彼はロングビーチの大学でアートの学位をとり、巨大でリアルな壁画と像で名声を得ています。彼の絵は、モンテレー地方のさまざまな場所と、西海岸のいくつかの州で見つける事が出来ます。
個人で楽しむためこれらの像の写真を撮ることは問題ありませんが、商用での利用の為にこれらの写真やフィルムを無断で撮影したり使用することを禁止します。 |